大人の恋

「気分は下剋上」叡知な宵宮【完】

「気分は下剋上 叡知の宵宮」1

「祐樹、あれはどこにお供えする物なのだろう?そして、なぜ茄子なすと胡瓜がセットになって売っているのだ?」 服を買うためにデートがてら訪れた百貨店の食料品売り場で最愛の人が不思議そうに首を傾げている。「ああ、あれです...
sira

「気分は下剋上 知らぬふりの距離」1

「お疲れ様です」 祐樹が医局のドアをスライドさせると、最愛の人の姿がまず目に飛び込んできた。目の前にいるわけでも、そして、あの澄んだ綺麗な目を祐樹に向けているわけでもないにも関わらず。 定時上がりの医師はそろそろ帰...
eiti

気分は下剋上 叡知な一日 33(18禁)

※このお話には大人向けの描写(R-18相当)が含まれます。年齢に達していない方の閲覧はご遠慮ください。 「愛する聡……、素敵なお誘いありがとうございます。私が脱がすのがいいですか?それともご自分でなさいますか」 薄紅...
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気分は下剋上 叡知な一日 32

 最愛の人が夜の星よりも煌めき、宝石よりも艶やかな声を零したのはピーチフィズを零した胸の尖りをそっと摘まんだせいだった。「安心ですか……。それは二人の初めての夜からですか?」 拍動がいつもより早いのは祐樹が驚かせたせいだろう。愛の交歓の時...
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