yoimiya

「気分は下剋上」叡知な宵宮【完】

「気分は下剋上 叡知な宵宮」 3

「大阪の天神祭りの日、花火がよく見える帝国ホテルの部屋を予約したのですが、あいにく、どうしても外せない用事が私と岩松に入ってしまって、よろしければお二人で使ってくださいというのが岩松と私の意思なのです。お二...
「気分は下剋上」叡知な宵宮【完】

「気分は下剋上 叡知な宵宮」 2

「あの日は、京都市内の店が自粛して灯かりを最小限にするのです。炎がより鮮明に見えるようにとの配慮みたいですが。だから、この前の屋上・・の艶っぽさを追求するなら」 屋上で色香だけをまとっていた肢体――と続けたかったが...
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「気分は下剋上 叡知の宵宮」1

「祐樹、あれはどこにお供えする物なのだろう?そして、なぜ茄子なすと胡瓜がセットになって売っているのだ?」 服を買うためにデートがてら訪れた百貨店の食料品売り場で最愛の人が不思議そうに首を傾げている。「ああ、あれです...
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