2026-01

「気分は下剋上」イルミネーション 2025

「気分は下剋上 イルミネーション 2025」14

「また後ほど。聡、愉しみにしています」 呉先生が体育座りから立ち上がったのが視界の端に映ったので、祐樹は、愛らしく尖った突起を強く捻った後、指をさり気なく離した。「祐樹、私こそ待ち望んでいる……」 薄紅色の唇からは熱い吐息が零れて...
halloween

「気分は下剋上 ハロウィン 2025」28

「それはお約束します。この魅力に富む聡の肢体には――もう、触れないほうがいいですよね……」 互いの口戯によってしなやかに反ったり祐樹の肌に擦り付けられたりした最愛の人の二つの胸の尖りに、思わず視線を奪われた。ルビーよりも紅くイチゴ...
短編

「気分は下剋上 寒い冬の一幕」後

寒い夜に、屋台のおでんの話を。 静かな夜更けに、二話まとめて公開しています。  二人が腰かけている椅子は何と年季の入った瓶ビールキャリアをさかさまにしてその上に手作りっぽい座布団が敷いてあるだけのものだ。...
短編

「気分は下剋上 寒い夜の一幕」前

寒い夜に、屋台のおでんの話を。 静かな夜更けに、二話まとめて公開しています。 「祐樹、お願いがあるのだけれども」 朝食を食べ終わって、お代わりのコーヒーをトレーに載せた最愛の人が怜悧な声にわずかな弾みを含...
「気分は下剋上」イルミネーション 2025

「気分は下剋上 イルミネーション 2025」13

「え?うーん……下手というか、オレの反応を見てないよなって感じるんです。人によって感じる場所は異なりますよね?それなのに、マニュアルがあるのかどうかまでは知らないんですけど、どっかで習ってきたお手本通りって感じなんです。下手という...
halloween

「気分は下剋上 ハロウィン 2025」27(18禁)

「とても嬉しいのですが、いいのですか?」 祐樹の手を引いて寝室に行った最愛の人は祐樹にキスをした。ミルクの優しい香りが重なった唇から揺蕩たゆたうように広がった。「祐樹のストレス解消が肌艶のよさに繋がるのだろう。私は、これくらいしか...
「気分は下剋上」イルミネーション 2025

「気分は下剋上 イルミネーション 2025」12

「熱心な支持者は『なんであんな美人は特別扱い?しかも若い女』などと嫉妬のあまり支持をやめる可能性も高いです。無料押し活知事と呼ばれているほど、中年女性のファンが多いのです。何しろ、チケット代も不要ですし、知事が出没する場所はある程...
「気分は下剋上 ハロウィン2025

「気分は下剋上 ハロウィン 2025」26

「改めまして。ただいま帰りました」 唇を近づけながら挨拶をすると、最愛の人はくすぐったそうな笑みを浮かべ、キスをしやすいように花のような薄紅色の顔を横に向けてくれた。「祐樹、お帰り」 その言葉を紡いだ唇に、祐樹は自分の唇を重ねた。...
「気分は下剋上」イルミネーション 2025

「気分は下剋上 イルミネーション 2025」11

 最愛の人はカシミヤのコートに包まれた少し細い肩を竦めて淡い笑みを浮かべている。まるで夜に咲く純白の薔薇のような風情をまとっていた。「祐樹と二人でこんな綺麗なイルミネーションを見るのも、とても楽しい。しかし私は修学旅行に行っていな...
「気分は下剋上 ハロウィン2025

「気分は下剋上 ハロウィン 2025」25

「田中先生は、――高校のときは当然存じませんが、この病院で勤務なさった時から身体のサイズは変わっていませんよね?研修医としてこちらに配属されたときから見ていますが全くお変わりになっていません」 医局のドアの前でそう言われ、確かにそ...
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